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2008/5/7 水曜日

潜入ルポ!エノチュウの秘密アジトを全公開・・・CAPSS榎忠調査団

榎忠 秘密アジト潜入ルポ
関西の影の大物、エノチュウこと榎忠が、北海道をターゲットに動く」 衝撃情報の真相を探っていたCAPSS榎忠調査団(略称エノチョウ)から、ゴールデンウィーク明け早々、驚くべき最新レポートが届いた。なんと、「生ける伝説」と呼ばれるアーティスト本人との接触に成功、神戸近郊にあると噂されていた秘密のアジトもつきとめたというのだ。(以下レポート全文)

4月とはいえまだ雪の残る札幌。この日、我々調査団一行は、榎とのパイプ役になったある人物と会うため羽田に向かった。長島(仮名)と名乗るその男、表向き出版業を営みながら、地下では多くのアーティストや有名人、危険人物と繋がっているという。昨年、豊田市美術館に榎の大砲を持ち込んだのも、この男の手引きと目されている。

長島の話によれば、このところ関西圏以外での活動が目立ってきた榎が、北海道で行動を起こす機会をうかがっているのは、ほぼ間違いないという。今回、本人と会ってその進捗状況や具体的な行動予定を聞き出すことが出来れば・・・、祈るような気持ちで榎の根城である神戸に向かう。しかし、そうした会話が榎と直接出来るのは、もちろん長島だけだ。我々調査団は身分を明かすことすら出来ない。今回は「長島の近親者で榎のファン」ということになっている。

神戸空港では既に榎が我々の到着を待ち構えていた。挨拶もそこそこに榎の案内でポートライナーに乗り込むと、三宮駅近くのホテルでチェックインを済ませる。時間は早いが、今夜は榎の行きつけの店を一緒にまわる予定だという。一行の間に早くも焦りの声が上がる。神戸滞在は明日の昼過ぎまでだ、それまでに目的を果たすことが出来るのか。すべては長島の交渉術にかかっている。ここまで来たら彼を信じるしかない。我々は、榎に導かれるままオススメの中華料理店「愛園」を皮切りに、不案内な夜の巷を彷徨い歩いたのだった。

1.調査団とは知らず列車の中で気さくに話しかける榎 2.エノチュウの信奉者と公言するバー「あびょ~ん」の二人。奇妙な店の名はフランス語のAVIONから 3.長年の行きつけ、バー「MOKUBA」での榎と長島(仮名)
1.調査団とは知らず列車の中で気さくに話しかける榎
2.エノチュウの信奉者と公言するバー「あびょ~ん」の二人。奇妙な店の名はフランス語のAVIONから
3.長年の行きつけ、バー「MOKUBA」での榎と長島(仮名)


ギロチンシャー機によってちぎられた金属片
ギロチンシャー機によってちぎられた金属片は、榎のパフォーマンスによるものだという。


翌朝ホテル前で待ち合わせると、榎はJR兵庫駅ほど近くにある「兼正興業」の本社工場に我々を案内した。
製鋼原料問屋として関西のその筋では良く知られた「兼正興業」だが、長年にわたり榎に資材や器材の提供を続け、榎の資金源とも黒幕とも言われている存在だ。
5,000㎡ほどの敷地に建てられた工場内はスクラップの山、また山。1,250トンもの切断圧を誇る全自動大型ギロチンプレスやリフマグ(=リフティング・マグネット)付きの天井走行クレーンが据え付けられ、大型ダンプやフォークリフトが唸りをあげて走り回っている。次々と運び込まれる建設廃材や無用になった機械製品の数々。強引に捻じ曲げられ、断ち切られ、潰され、執拗に解体されていくスクラップの中から、鉄の悲鳴が聞こえてくるようだ。

1.運転中の榎 2.兼正興業株式会社本社工場 3.警戒しているのか、屋外では決してサングラスを外さなかった
1.運転中の榎
2.兼正興業株式会社 本社工場
3.警戒しているのか、屋外では決してサングラスを外さなかった



呆然と作業を見つめる調査団、その間にも刻々と時間は過ぎて行く。我々の心配をよそに、殆ど語ることの無い榎が、ようやく「兼正興行」を出ると、次は明石に向かうと言う。
車中から臨む瀬戸内の真っ青な海、雲ひとつ無い澄み切った空。関西きっての危険人物と呼ばれる榎には、まったく似つかわしくない光景が広がる。外気の気持ちよさとは裏腹に、調査団一行に嫌な予感が走る。

その予感が的中した。榎は、明石きっての食材の宝庫といわれる「魚の棚(うおんたな)商店街」近くのパーキングに車を停めると、アーケードにある一軒の飲食店を目指した。どうやら我々を昼食に誘ったようだ。
勧められるままに名物といわれる「タコ定食」を注文した一行だったが、しかし、この状況でゆっくり味わうことが出来た者はいたのだろうか。

明石の台所 魚の棚(うおんたな)商店街
明石の台所 魚の棚(うおんたな)商店街 あいにく定休日の店が多かった。


神戸滞在も残すところあと数時間。のんびりと昼食を摂っている場合ではない。調査団の焦りが極限に達したその時、団員の一人が捨て身の戦法に出た。「榎さん、仕事場(・・・)はここから近いんですか?」、榎の顔が一瞬曇る。なごやかな昼食のテーブルに緊張が走る。パイプ役の長島がすかさず空気を読み取って「そうだ、内々で打ち合わせもあるし…」さらに沈黙が流れる。

どれほどの時間がたっただろうか。10秒か、1分か、榎が意を決したように応えた。「それじゃ、ボチボチ行きましょか」!!!団員のとっさの機転と長島の連係プレーが功を奏した。ついに我々は榎の秘密アジトへと向かうことになったのだ。


というわけで、残念ながら調査団のレポートはここで終わる。榎から厳重な緘口令を敷かれたためというのがその理由だが、もし、彼らが口を開けば、明日にでも刺客が北海道にやって来ることになるという。ここから先は、送られてきた写真をたよりに、彼ら調査団が榎のアジトで見て来たものを想像して欲しい。


榎忠アトリエ内
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