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2011/7/4 月曜日

自由にものを見る


こけしを見に来た、20代男性。
あまりに熱心にご覧になっているので、お話してみると
自分の家は東北でこけしを売っているという。
今回、ご協力いただいた業者さんのお名前を言うと
そこは自分の家ですとのこと。
札幌でお仕事をなさっているとのことだった。
こけしについて質問すると、「僕、全然詳しくないんですよ」と
笑っていた。
私が東北の伝統こけしを札幌のみなさんに知っていただく
きっかけ作りをしたいと話したり、
こけしの「ここが凄い!」「ここがかわいい!」と話すたびに
自分の事をほめていただいているかのように
「ありがとうございます」「ありがとうございます」と彼は笑顔でお礼を言う。
北海道の木彫りの熊やフクロウなど扱うお店で働く彼は
木彫りの熊の魅力について、語ってくれた。
彼の言葉を聞いて、機会があれば、きちんと見てみようと思った。

自分が住む土地にあるお土産品や、工芸品は見慣れすぎていて
あまり魅力は感じなくなってしまうのかも知れない。
イメージや概念にとらわれず、自由にものを見てみよう。
実はすぐ近くに、すごく魅力的なものが、たくさんあるような
気がしてきた。

上 木地山系 ラグビーこけしな宇宙人 三春文雄作


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