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東松照明 太陽の鉛筆

SHOMEI TOMATSU PENCIL OF THE SUN

会期 : 2016年4月23日(土) ― 6月26日(日)
場所:札幌宮の森美術館 本館 (札幌市中央区宮の森2条11丁目2-1)
開館時間:10:30-19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日 : 火曜日、5月3日は開館
観覧料:一般800円 シニア(60歳以上)高大生600円 中学生以下無料
主催:札幌宮の森美術館+NPO法人CAPSS
企画 協力 : AKIO NAGASAWA Gallery 東松照明オフィス INTERFACE

特設

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ABOUT THE EXHIBITION

東松照明は日本各地の米軍基地周辺の人物や風景を被写体とした「占領」シリーズにおいて基地を通して戦後の日本を見つめ直し、『〈11時02分〉 NAGASAKI』 では、長崎に投下された原爆の記憶を辿るなど、常に時代への鋭い視線と共に写真表現の可能性を切り開き、戦後の日本写真界を牽引し続けてきた存在です。

『太陽の鉛筆』は、東松の作品群の中で最も重要なもののひとつと位置づけられています。東松がカメラを向けたテーマは多岐に渡りますが、生涯を通じてこだわり続けたのが”沖縄”でした。このシリーズは、1969年に沖縄と出会って以来、彼の地が持つ強靭かつ広大な精神の領域によってアメリカニゼーションを拒み続ける姿に魅れ、アメリカ占領下から本土復帰に至る沖縄、八重山諸島や宮古島の祭祀や風俗をテーマに、時代に翻弄されながらもたくましく生きる人々の暮らしを精力的に撮影したものです。その視線は日本という枠を超えて東南アジアへと展開し、環太平洋における島嶼文化の基層を探る写真的実践として高い評価を得ています。


東松照明 TOMATSU SHOMEI
1930年 愛知県生まれ。1954年愛知大学経済学部卒業後、岩波写真文庫のスタッフとなる。1956年に独立。1959年に奈良原一高や細江英公と写真家集団「VIVO」を設立。1961年に長崎を取材し、土門拳と共著で『hiroshima-nagasaki document 1961』を刊行。1972年より沖縄に移住し(1998年には長崎に移り2010年から再び沖縄へ)、1975年に『太陽の鉛筆』を発表。1995年に紫綬褒章受賞。2012年12月に永眠。享年82歳。

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1971年 波照間島 ©Shomei Tomatsu - INTERFACE

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1972年 西表島 ©Shomei Tomatsu - INTERFACE

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1973年  基隆(台湾) ©Shomei Tomatsu - INTERFACE

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1973年 サンボアンガ(フィリピン) ©Shomei Tomatsu - INTERFACE