(C)MIMAS

森村泰昌展 美術史としての私[抄]

MORIMURA YASUMASA SELF-PORTRAIT AS HISTORY OF ART(EXTRACT)

会期 : 2012年11月12日(月) ― 2月25日(月)
開館時間 : 10:30-19:00
休館日 : 祝日を除く火曜日および12月26日(水) ― 1月4日(金)
入場料 : 企画展+コレクション展 一般800円、シニア(60歳以上)700円、高大生600円、中学生以下無料
展示作品:森村泰昌 通称「美術史シリーズ」より約30点
ゲスト・キュレイター:長澤章生

<コレクション展>
展示室1 札幌宮の森美術館コレクションI / Life=Works=Projects クリストとジャンヌ=クロード
展示室2 札幌宮の森美術館コレクションII / 日本美術―前衛の戦後から多様の現在へ
旧館グラフィック・ギャラリー グラフィック・コレクション / 日本現代版画のパイオニアたち
(旧館グラフィック・ギャラリーは、平日の月水木金のみ一般公開)

PDF

ABOUT THE EXHIBITION

1985年以来、写真を使ったセルフポートレイトを造り続ける森村泰昌。しかし彼の自画像は素の自分をそのまま再現するのではなく、 自ら興味をもった人物や、ときには物になってその姿を描くという点で、古今東西数ある自画像とは一線を画すものです。

あるときは銀幕の大女優、あるときは20世紀の偉人たち。そして名画の中の人物や静物に扮した森村のユニーク な自画像は、作家と作品と社会をめぐる現代芸術が内包するさまざまなテーマを浮かび上がらせながら見る者の目を釘付けにしてしまう不思議な魅力を放ちます。「森村泰昌展 美術史としての私(抄)」では、森村の主要作のひとつである通称「美術史シリーズ」から その嚆矢となったゴッホの肖像などの約30点を精選して展覧いたします。

名画の登場人物になりきるために、それが描かれた時代背景や経緯、画家の社会的地位や制作時の心情など、こと細かに研究するという森村。しかし、成り切ろうとすればするほど否応なく気づかされる画中の人物と自身との差異。翻ってそれは「自分とは何か?」という問いに自らが対峙すること でもあり ます。

果てしなくこだまする「自分とは?」との問いの中で、繰り返し他人になってニセの名画に入り込む芸術家。それを展示して見せる美術館。そして鑑賞者…「美術史シリーズ」は、芸術作品を取り巻く制度をも足下から揺さぶる危険に満ちています。


(C)MIMAS
森村泰昌 《フェルメール研究(大きな物語は、小さな部屋の片隅に現れる)》2004年

(C)MIMAS
森村泰昌 肖像(ファン・ゴッホ)/小 1985 -1992

(C)MIMAS
森村泰昌 批評とその愛人4 1989

(C)MIMAS
森村泰昌 肖像(娘2)1988

© Yasumasa Morimura

(C)MIMAS

(C)MIMAS

(C)MIMAS
森村泰昌トーク+映像作品上映の様子
撮影 : 山の内優二郎

ARTIST

森村泰昌(もりむら・やすまさ)

森村泰昌(もりむら・やすまさ)
1951年大阪生まれ、京都市立芸術大学卒業。1985年、ゴッホの自画像に自らが扮した写真によるセルフポートレイトを発表。以後一貫して他者に扮装した自身の肖像をつくり続ける。1988年、「ヴェネツィア・ビエンナーレ・アペルト’88」に選出され、以後、国際的に活動を展開している。古今東西の名画を題材にした「美術史シリーズ」、映画女優に扮する「女優シリーズ」などを手がけるほか、映画や芝居、アートディレクションなどその活動は多岐に渡る。2002年東川賞,2007年芸術選奨文部科学大臣賞、2011年紫綬褒章を受章。

(C)MIMAS

森村泰昌トークイベント 他
Ustreamにてライブ配信

http://www.ustream.tv/channel/mimas-open

日時:11月11日(日) 16:00~
番組名:MIMAS グランドオープニングイベント
<タイムスケジュール>
17:00頃 榎忠 祝砲パフォーマンス
17:30頃 森村泰昌トーク+映像作品上映
19:20頃 伊藤隆介映画上映
20:00頃 バー・ローズ・チュウ札幌宮の森店 Open
※タイムスケジュールはあくまでも目安としてご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。