昨年の１２月に札幌宮の森美術館にもお越しいただいた西野達さんが
「シンガポール・ビエンナーレ」に参加なさっています。
なんとシンガポールのシンボル マーライオン像の上半身を包んで1室のホテルに！

【西野達「マーライオン・ホテル」The Merlion Hotel 完成予想図】
シンガポールビエンナーレ
2011年3月13日 - 5月15日
（The Merlion Hotelの会場）マーライオンパーク、ワンフラトン、シンガポール
http://www.singaporebiennale.org/

西野さんのこのタイプの作品にぐっときます。
お〜〜〜すごい。泊まりたい……..
以前お会いした時に、プロジェクトの許可を取るのは大変だ
とおっしゃっていましたが、
シンガポールがシンボルのマーライオン像を包む許可を出したということで
アートにかなり力をいらているということがわかりますね。

2月中旬完成予定
そしてこのホテル、本当に泊まれるんです。
泊まったひとはマーライオンを独り占め！

◎ザ・マーライオン・ホテル宿泊予約
宿泊：4月4日～5月5日まで　1組（大人2名）1泊のみ、
室料はＳ＄150（税・サ別）＊日本円で約１万円
予約：2月28日から先着順に受け付け、電話のみ　65-6332-9870（シンガポール時間の午前10時から午後5時まで）
＊日本との時差はマイナス１時間、日本時間では午前11時から午後６時まで

◎ Should Stay at the Merlion Hotel（マーライオン･ホテルに泊まろう）コンテスト2
ザ・マーライオン・ホテルに泊まりたい個人的な理由を、英文で100ワード以内の文章にしてご応募ください。
審査の結果、受賞名がビエンナーレ初日最終日（3月13日、5月15日）いずれか1泊を招待されます。
＊上記の2件の詳細はシンガポール政府観光局（下記に掲載）HPでご確認ください。

森山大道の写真を初めてみるというお客様、１０代２０代の方が増えています。
「チラシを見てカッコいいし、観てみたくなったから来てみた。」とのこと。
とてもシンプルな理由。「僕も大道という名前です。気になって」という学生さんもいました。
嬉しいかぎりです。
初めて森山大道の写真を観て、ドキドキ、ザワザワして、
心が揺さぶられた方が展覧会を観た素直な感想を聞かせてくださいます。
こちらもお客様の声を聞く事で新しい発見や、驚きがあります。

先日、今回初めて森山さんの写真を観ると言った学生さん、ショップで並ぶ中でも高額の写真集「TOROPICS」「BUENOSUAIRESU 」を胸にしっかり抱いてレジに並んでいます。
「高いけど、大丈夫？」と聞くと「バイト代で買います。どうしても持っていたいんです。」
私までうれしくなりました。

昨年までの展覧会の話をすると、とても残念そうだった。「芸術の森で、森山さんのたくさんの作品を見る事ができるから、大丈夫」と伝えました。
興奮気味に「芸術の森美術館の北海道の写真を見に行きます！」と
「TOROPICS」「BUENOSUAIRESU 」を抱いて目を輝かせていた。
いいな〜こういう作家との出会い。
展覧会、森山展の質問や、森山展のことについて語りたいという方は、
遠慮なく声かけてください。

2回目のふたつの森山展とグルメを楽しむ期間限定のバスツアー
お天気も良く、ツアー日和です。
まだまだ雪深い札幌芸術の森美術館、昨日降った新雪が奇麗でした。
看板の前で記念撮影。（全員でなかったようです。ゴメンナサイ）

車内は森山さんのDVDを流しながら、芸術の森美術館に到着しました。
バスの中で，「実はサンパウロに住んでいたので…..」という参加者の方から
お話を聞きました。
様々なお話を聞くとまた違う角度から
作品を観る事ができて、新しい発見が生まれます。
カメラ好きな方が多かったようで、お食事の時には
「カメラ撮影OK」ですか？とみなさんに聞かれました。
「大丈夫、OKですよ。思う存分どうぞ！」
森山さんの作品を見た後には、やはり何かを撮影したくなるのですね。